まれに針が血管に当たると、内出血によって赤紫のアザができることがあります。この場合は完全に消えるまでに2〜3週間かかってしまいますので、大事な行事を控えている場合には、直前ではなく、少なくとも3週間以上前に注射をしておくことをおすすめします。コラーゲン注射療法は、効果が持続しないからやりたくない、という方が少なくありません。しかし、注入されたコラーゲンは毎回ただ吸収されるだけではありません。繰り返し注射すると分解産物である大量のアミノ酸が再利用されてその部分に自分のコラーゲンが増えていくので張りが出て肌自体の若返りの特効薬としての効果が期待できます。肌自体の老化は、手術でも直接改善することはできませんから、コラーゲン注射で定期的に老化変形を治療するとともに、肌の老化進行にもブレーキをかけることは大変重要です。
肥満が原因の生活習慣病として、糖尿病はいまや国民病として定着しました。血糖値は、血液中に溶け込んでいるグルコース(糖分)の濃度のことをいいます。食物をとってブドウ糖が体内に吸収されると、肝臓からインスリンといわれるホルモンが分泌され、血糖が一定以上は上昇しないようなしくみになっています。糖が吸収された直後から1時間後ぐらいまで血糖値は上昇し、、何も食べないで3〜4時間以上空腹でいると、血糖値は下がって80〜100ぐらいになります。つまり、食事に応じて血糖値は変動しているのです。糖尿病は、インスリンがうまく働かなくなると、ブドウ糖が血液中にとどまって血糖値が異常に高くなる病気です。食後の血糖値が200以上にもなり、放置すると高血糖、高脂血症、網膜症(目の網膜の細かい血管がおかされること)、腎症(腎臓の細い尿管が詰まる病気)、動脈硬化などの合併症をもたらしてひじょうに危険です。糖尿病には遺伝性があり、両親や祖父母に1人でも糖尿病の人がいれば、将来糖尿病になる可能性はかなり高くなります。肥満が糖尿病を発症するきっかけともなりますので、適正体重をキープすることは、糖尿病予防の重要なポイントとなります。
レシピを満載した野菜料理の本の発行が相次いでいる。いずれも若い女性を読者対象とした雑誌の別冊だ。これらの相次ぐ刊行は、若い女性を中心とした、野菜料理への関心の高まりを示している。これらの本に特徴的なのは、緑や赤、オレンジなどさまざまな野菜のカラー写真を多用しているところだ。レシピとしての利用だけでなく、見ているだけで楽しく、おいしそうに見えることも、本が売れている原因なのだろう。なかでも一段と目をひく野菜の色がある。トマトの赤、それも真紅の赤だ。日本でトマトというと生で食べるのが一般的だ。生食用のトマトはピンク色をしている。しかし、本に載っている調理用のトマトは、生食用のものとは品種が違い、真紅ともいえる赤をしている。実は、この赤い色にがんを予防する成分が多く含まれているというのだ。その成分の名前は「リコピン」(カロチノイド系の色素の一部)という。